こんにちは!
本日のテーマは、正社員になるメリット・デメリットは何がある?【意外!なポイント】です。
条件は良くなるイメージがあるけど、正社員になるデメリットもあるの?
この記事ではこんな疑問にお答えします!
本記事の内容!
- 正社員になる「メリット・デメリット」
- 正社員以外の働き方は何がある??
- 自分に合った働き方(雇用形態)
- 正社員として働く!非正規雇用から正社員として働く手順。
本記事は下記のような人に読んで頂けたらと思います。
・今の仕事の待遇などに不満がある
・正社員に興味がある
・メリット・デメリットが知りたい
この記事は下記を目的としています。
- 正社員になる「メリット・デメリット」が分かる
- 自分が「正社員に向いているか」が分かる
- 正社員として「働く手順」が分かる
本記事で説明していきます。
本記事の信頼性!
この記事を書いている僕はこんな経歴です!
- IT上場企業で、正社員を約10年経験
- 以前は飲食、イベント、教育などの業界で多くの仕事を経験していきました。
正社員、非正規雇用のどちらも経験しましたので、その経験を書いていければと思います。
4分~5分で読み終わる記事になっていますので、是非最後までお付き合いください。
正社員をテーマに、「経験に基づいたリアルな情報」を記載していきます。
正社員になる「メリット」
正社員になる「メリット・デメリット」は下記のとおりです。
正社員になる9つのメリット
- 給料・ボーナスで優遇され、昇給がある。
- 退職金がある
- 福利厚生が充実してる
- 周りの評価と社会的信用が高い
- 研修や教育支援プログラムが充実している
- 雇用が比較的安定している
- 精神的に余裕が出る
- 転職する際にアピールしやすい
- 仕事で決定権のある仕事を任せてもらいやすい
順番にみていきましょう。
①給料・ボーナスで優遇される。昇給がある。
正社員の大きなメリットは、やはり金銭面での優遇があげられると思います。
基本給はもちろん、ボーナス(会社にもよりますが)で貰える金額は、非正規職により遥かに多く、また昇給制度により年を重ねるごとに給料の増加が見込めます。
長期的な賃金が多くなっていくことが大きなメリットです。
②退職金がある。
退職金が支払われるメリットがあります。
退職金も長年働けば働くほど多く貰えるので、老後の生活などを考えると、大きい要素の一つです。
退職後に何千万円も変わってくるので、あるにこしたことはないでしょう。
ちなみに平均の退職金は下記の通りです。
平成30年に厚労省から発表された『就労条件総合調査結果の概要』によると、20年以上勤めた45歳以上の退職者で、定年を迎えた人がもらった退職金(一時金・年金)の平均は、「高校卒(現業職)」1,159万円、「高校卒(管理・事務・技術職)」1,618万円、「大学卒(管理・事務・技術職)」1,983万円でした。
参考:マイナビ転職
③福利厚生が充実している
福利厚生は会社によって特色がでます。
あるにこしたことはありませんし、内容によってはかなり多きな待遇となります。
良く聞く福利厚生は下記のようなものではないでしょうか。
- 家賃補助や社宅
- プライベートの旅行や、映画などの割引補助
- 会社の製品、またサービスの割引
- 慶弔見舞金
- 資格取得のための補助
などが一般的です。
会社によっては誕生日に休みを貰える制度や、ランチを週に一回会社が出してくれる制度もあるようです。
家賃補助や社宅
家賃の3割等、規定に沿った額を会社が負担してくれる制度です。
月2万~3万等金額を定めているところがおおいですね。
また会社が社宅を所有している場合、家賃0円で借りられることが多いです。
その場合光熱費だけ負担になりますが、月々の家賃が0円になるのはかなり大きいメリットではないでしょうか?
プライベートの旅行や、映画などの割引補助
会社によってプライベートでの旅行代金や映画などの代金を一部補助してくれる制度です。
僕の会社の場合だと、旅行補助は1万円程度、映画の代金は1,000円ぐらいでみれる補助があります。
結構お得なので、なんだかんだ利用する頻度は多いので、あると便利です。
会社の製品、またサービスの割引
自社製品を安く使わせてくれるといったメリットがあります。
例えば旅行会社だとツアー代が通常よりもぐんと安くなり、パソコンメーカーだと自社のパソコンが割安で買えるといった制度です。
僕の知っているところでは、航空会社の従業員ではプライベート旅行の飛行機代が無料という話も聞きました。
慶弔見舞金
結婚や出産など、従業員の人生のイベントので手当を出してくれる制度です。
「慶弔見舞金」とは?
結婚したときに支給される「結婚祝金」
本人または配偶者が出産した時に支給される「出産祝金」
本人が死亡したとき支給される「死亡弔慰金」
病気やケガなどで会社を欠勤あるいは入院したときに支給される「傷病見舞金」
震災や火災など被災者に対して支給される「災害見舞金」参考:カオナビ人事用語集
内容にもよりますが、1万~3万が平均となります。
資格取得のための補助
会社が資格取得のための教材費やスクール費用、また資格試験のための受験費を負担してくれる制度です。
資格によっては一回試験を受けるだけでも1万~3万するものもあるので、うまく使えばかなり大きい制度だと思います。
④周りの評価と社会的信用が高い
正社員であることで、周りからの評価が少し変わります。
特に結婚などが絡むときや、また金融系の契約をするとき(住宅ローンの申請、クレジットカードの申請など)に、審査の通りやすさが変わってきます。
⑤研修や教育支援プログラムが充実している
正社員であれば、整備された会社内教育を受けることが出来ます。
特に外部講師による専門的なノウハウ講座や、有益なe–ラーニングなどが完備されていることが多いので、意外と利用価値のある制度だと思います。
⑥雇用が比較的安定している
会社がつぶれない限りは、余程のことが無い限りクビにはなりません。
特に不景気なときほど、正社員かそうでないかの重要性が浮き彫りになります。
通常不景気な時ほど、正社員以外の従業員から解雇を検討していくからですね。
安定的に収入を得るという観点では、正社員になることは必須です。
⑦精神的に余裕が出る
雇用がある程度保証され、給料や待遇も約束されると、精神的な安定に繋がります。
精神が安定すると、気持ちに余裕が出るため、精神衛生上大きなメリットがあります。
⑧転職する際にアピールしやすい
もしあなたがスキルアップなどで転職を考えた時に、正社員であれば比較的、転職の選考を優位に進めることが出来ます。
それだけ正社員の社会的な信用は大きいということですね。
また正社員であることで、その会社での専門性について、ある程度お墨付きである印象をもたせることが出来ます。
⑨仕事で決定権のある仕事を任せてもらいやすい
正社員だと、仕事の決定権をある程度持たせてもらえます。
僕の経験上、自分で意思決定できる範疇が広ければ広いほど、仕事のストレスはなくなります。
基本会社員は、どんな仕事でもある程度会社や上司の許可がないと勧められないことが多いです。そんな中自分の判断で進められる範囲が多いと、エスカレーションも最低限で済みますね。
正社員になる「デメリット」
正社員になるデメリットは4つ!
- 責任が重くなる
- 異動・転勤になる可能性がある
- 長期の休みや有休を取りづらいことがある
- 会社のイベントや飲み会の強制力が少し高まる
①責任が重くなる
正社員でいると、ある程度決定権を持たせてもらうことが出来ます。
自分のやりやすいように仕事ができますが、決められることが増える分、その判断の一つ一つには責任がのしかかってきます。
②異動・転勤になる可能性がある
会社によっては全国に店舗や営業所などをもっていると、人員バランスの調整等により、異動の対象になることがあります。
ただ最近では、理由さえつけば比較的断れることもあるので、転勤が嫌な場合は上手く伝えておく必要があります。
③長期の休みや有休を取りづらいことがある
責任があることで、業務状況やタイミングによっては休みにくいことがあるかもしれません。
変わりに対応してもらえる人がいれば、調整は可能です。
④会社のイベントや飲み会の強制力が少し高まる
正社員である以上、最低限のイベントの出席は、空気感として求められることがあります。
具体的には歓送迎会や、社員旅行などですね。
僕の場合は、あまり飲みが得意ではありませんが、歓送迎会は最低限出席しています。
(その他の飲み会は基本いっていないです。)
ただ絶対というわけではないので、その会社の温度感や雰囲気で見極めることが必要です。
ちなみに仕事の飲み会が苦手な人は下記記事をご参考に!
正社員以外の働き方は何がある??
主に下記の3通りです。
- 契約社員
- 派遣社員
- パート・アルバイト
①契約社員
契約社員とは、予め雇用期間が決まっている社員を指します。
1年ごとの契約で、毎年更新をする人もいれば、最長3年間の契約を結ぶこともあります。
会社の業績によって、契約を更新しないと言われる可能性があり、長期的にみると中々安心出来ない雇用形態ですね。
ただその分仕事に対する責任が問われることは少ないです。
契約社員の場合、仕事が認められれば正社員として採用してもらえるケースもありますので、基本は正社員ルートを目指すことが多いです。
その会社の正社員の人と働き方を見て、自分も一緒に働きたいと思えれば正社員、逆に自分には合わないなと思ったら契約社員継続か転職が良いと思います。
②派遣社員
派遣社員とは、人材派遣会社と個別に契約を結び、人材派遣会社と契約する会社(実務先)に派遣される雇用形態です。
人材派遣会社では多くの業界の仕事を取り扱うため、自分に合った仕事を選択することが出来ます。
一方で契約期間が決まっていたり、ボーナスなどもないことが多いので、僕が仕事をしていく中で一緒に仕事をする派遣さんの印象は、「出来る人ほど待遇に不満を持ちやすい」です。
正社員以上に頑張っていて、仕事も出来るのに、正社員の半分しか給与を貰えていないケースも多々あります。
個人的には優秀な人ほど、しっかり転職活動をして、能力に見合った待遇を受けるべきだと思います。
③パート・アルバイト
労働時間については、一番ストレスなく働ける雇用形態です。
仕事もシフト制であることが多いため、自分のスケジュール優先で休みを決められたり、また日によっては午前だけ、午後だけといった働き方が出来ます。
個人的には働き方だけみると、一番理想的な働き方なのではないかなと思っています。
病気や介護、子育てなど仕事意外の場面で時間が必要な人にとっては、一般的に適してる雇用形態です。
しかし後ほど後述しますが、時間がネックな人は正社員をお勧めします。
また給与や待遇については、一番メリットを受けにくい雇用形態のため、給与や待遇を重視するのであれば、正社員になることをおすすめします。
自分に合った働き方
自分に合った働き方については、まず正社員かそれ以外かの基準で選びましょう。
特徴を含め記載していきます。
正社員が合う人
- 給料や待遇はそれなりに条件を良くしたい
- 家庭を持ちたい(又は家庭を持っている)
- 世間体が多少気になる
正社員が合う人は、多少の責任はあっても、それなりに給料や、福利厚生による臨時収入があることでメリットを感じれる人です。
一つの基準としては、家庭を持ちたいか(又は持っている)かが、一番分かりやすいです。
家庭を持つ以上は、「自分以外の誰かの生活を守るため」の条件が正社員には揃っているからです。
また「親の介護」や「シングルマザー」としてパートなど大変な思いをしている方も多いと思いますが、個人的には、出来れば正社員をお勧めします。
最近の企業ではフレックスやテレワークといった、時間や場所を選ばない働き方も推進されているため、時間の融通が利きやすくなっているからです。
終業時間がネックで非正規の働き方をされているようであれば、一度働き方が柔軟な会社を調べてみることをお勧めします。
正社員以外が合う人
- 最低限一人で暮らしていけるだけのお金があれば良い
- 世間体は気にしない
一人で暮らしていくことが前提であれば、ある程度責任と時間に余裕が出来る正社員以外の働き方の方が向いています。
また会社や業種が合わなければ、次に行きやすいので、仕事内容の柔軟性を重視する方には向いていると思います。
あなたはどちらの働き方が自分に合っていると思いますか?
正社員として働いてみたい!非正規雇用から正社員として働く手順。
正社員として働くためには、大きく分けて下記のステップが必要です。
- 自己分析(自分がどんな仕事をしたいか、方向性を定める)
- 転職サイト・エージェントを利用する(会社を探す)
- 選考を進めていく(書類選考、面接)
自己分析(自分がどんな仕事をしたいか、方向性を定める)
まずはあなたがどんな仕事をしたいのか、また自分が得意とする分野は何かを洗い出してください。
その洗い出した項目を整理し、無料の自己分析ツールと照らし合わせてみてください。
おすすめの診断ツール
リクナビNEXTの無料グッドポイント診断
自分の「気づかない強み」を分析することが出来ます。
リクナビNEXTの無料登録が必要ですが、3分で出来るので試してみてください。
自分でだしたやりたいことと、分析ツールで出した強みがマッチすれば、方向性が決まってきます。
自分に合った仕事を探す手順については、下記記事でも詳しく解説してるので、是非参考にしてください。
転職サイト・エージェントを利用する(会社を探す)
まずはどんな会社があるのか、どの会社が自分に合っているのか情報を集める必要があります。
基本は転職サイトで情報を集め、会社を絞ってから転職エージェントに相談するのがお勧めです。
僕は昔、転職サイトとエージェントの違いが分からず、どちらも知らず知らずに利用していたのですが、簡単に下記のような違いがあります。
転職サイト:企業のだしている求人を自分で探す
転職エージェント:自分に合った求人を、エージェントが紹介してくれる(履歴書添削+面接フォローも対応)
「転職サイトで能動的に自分が入りたい会社をリストアップし、その内容を転職エージェントに相談することで、選考フォロー・サポートを受ける」
このやり方が一番上手なやり方だと僕は思います。
言い方はあんまりですが、それぞれの強みを上手く繋ぎ合わせて利用させてもらうというスタンスです。
何れも無料なのでしっかり利用しましょう。
特にこだわりが無ければ、下記大手がおすすめです。
おすすめ転職サイト
リクナビNEXT何れも掲載数が多く、この二つでほとんどの求人をカバーできます。
おすすめ転職エージェント
大手エージェント2社です。サポートが良いことで有名なので、利用を検討してみてください。
リクナビNEXTについては別途記事を書いているので、是非ご参考に。
選考を進めていく(書類選考、面接)
会社まで決まってくれば、書類選考と面接です。
ノウハウなどは世にたくさん出回ってますが、土台の芯になる部分として下記を必ず押さえておいてください。
あなたがやりたい仕事、入りたい会社で、「どうなりたいか」目標を具体的且つ明確にする
ありきたりに見えるかもしれませんが、このビジョンがしっかり描けれいれば、書類も問題なく、また面接でも自然と面接官の問いに適切な回答を言うことが出来ます。(最終的に合う、合わないは別ですが)
逆の視点で面接官は、あなたを雇うことで「将来どんなメリットを得られるか」を見極めることが一つの目的です。
なぜなら企業にメリットがなければ、そもそも雇う必要がないから。
なので、面接の質問は、ノリや雰囲気で聴いているのではなく、ほとんどが綿密に考えられ、正しく判断するために作られています。
「メリットがあるかを判断をするための質問」を作ってくるんですね。
一つ一つ質問を予測して回答を用意しておくことも否定はしませんが、それより前にまずは自分の一環した「どうなりたいか」をしっかり固めましょう。
そうすれば自ずと答えに詰まることはなくなります。
僕は下記のように最低限自分の中で考えていました。
- 10年後の自分がどうなりたいか
- 10年後理想の自分になるために、5年度、3年度にはどうなっているべきか
- そのためにはどんな行動をすべきか、また今現在自分が起こしている行動は何か
「行動」や「なりたい自分」が、会社にとってのメリットにつながるように目標をたててください。
自分が成長することで会社にメリットを与え、自分が成長するためにはこの会社でないといけない、「WIN-WIN」の関係を考えることが大切です。
正社員のメリット・デメリットを考え、是非自分にあった雇用スタイルを考えてみてください。
仕事は人生の中でも時間を多く使います。
少しでも自分に合った選択と行動をしてください。
正社員になるメリット・デメリットは何がある?【意外!なポイント】いかがでしたでしょうか?
少しでも将来に不安に感じるのであれば、現状維持はNGです。
ではまた!