こんにちは!おとけいです!
本日は【真実】ITヘルプデスクは将来性がない? 【5年後なくなる可能性も】というテーマで書いていきます。
ITヘルプデスクは将来性ないのかな?
今後続けていくか迷う。。
とても気になりますよね。
ニーズはありますが、「一生続けていく仕事」というよりも、「ステップアップのために数年やるスタンス」がおすすめです。
この記事では理由も含め、そんな疑問にお答えします!
本記事の内容!
- ITヘルプデスクの将来性は低い?「専門性を学ぶための通過点」として有り!
- ITヘルプデスクの仕事は今も「ニーズ」がある。その理由とは?
- ITヘルプデスクは、「年代によって需要が変わる」話
- ITヘルプデスクからおすすめの「ITキャリアプラン」
- ITヘルプデスクから「転職する手順」について
- まとめ:長期的には「AI」にとって変わる可能性もある
本記事の信頼性!
この記事を書いている僕は、
「飲食」「イベント」「教育」業界で働き、今は転職してIT企業で約「10年」働いてます。
IT業界で長年働いてきたので、ITの仕事を専門とする僕が、詳しく解説しますね。
ここでは「経験に基づいたリアルな情報」を記載していきます。
ITヘルプデスクの将来性は低い?「専門性を学ぶための通過点」として有り!
ITヘルプデスクの将来性は、残念ながら高くありません。
何故ならITの知識が多くなくても、ある程度の研修を受ければ、出来てしまう仕事だからです。
トラブルや問題に対しての問合せに対して、整備されたマニュアルがあるので、まず「IT業界の入り口」として働く人が多いですね。
ただマニュアルや応対を通して、ITの知識を身に着けることが出来るので、ITの専門知識を身に着けるための通過点として有り。
生涯ずっと続けていく仕事としては、仕事自体が本当に好きでないと少し険しい道です。
まずはITヘルプデスクでIT業界での経験と基礎知識を積み、数年後に別の職種へキャリアアップするプランをおすすめします。
近いものではIT事務が良いですね。
ITヘルプデスクの仕事は今も「ニーズ」がある。その理由とは?
ITヘルプデスクは将来性が無いにも関わらず、ニーズはある、何故でしょうか?
理由は下記の通り。
- IT業界自体が伸び続けているから
- 人員コストが低くて済むから
業界の成長が一番大きな理由です。
見ていきましょう。
IT業界自体が伸び続けているから
今やスマホやパソコン、ネットワーク、ほとんどの人が使わない日はないですよね。
総務省の調べでも、ITの普及上昇率は著しく伸びています。
「総務省のITデバイス推移及び予測のデータ」
IoTデバイスの急速な普及
IoTデバイス数は、「自動車・輸送機器」「医療」「産業用途」で高成長が見込まれているパソコンやスマートフォンなど、従来のインターネット接続端末に加え、家電や自動車、ビルや工場など、世界中の様々なものがネットワークにつながるようになっている。
日本はもちろん、世界でもITはどんどん活用され、デバイスが普及しています。
使う人が多く、必要不可欠な存在になっているためですね。
言い換えると、世界規模でITは大きなニーズがあります。
IT業界が成長しているが故に問合せ自体とても多いので、基本的に人が足りてない状況になっています。
人員コストが低くて済むから
ITヘルプデスクはマニュアルが整備されていることが多いため、「未経験」また「教育の時間は短くても、ある程度対応できる」といった特徴があります。
言い換えると専門性が薄いため、企業側の視点で「教育コスト」と「賃金コスト」の人件費が安く済みます。
派遣社員やアルバイトで人員補完をしている会社が多いのは、コストメリットが高いことが理由ですね。
ITヘルプデスクは、「年代によって需要が変わる」話
ITヘルプデスクは、IT業界の中でも、特に未経験から始めやすい仕事です。
理由としては、ITの専門性が大きくは問われないため。
多くの場合、企業側が人件費を抑えるために、一番コストを下げられる+人によってはITにも詳しいので、若い世代(20代)の需要が大きいです。
続いて30代となり、40代以降は人件コストが高くなるため、あまり積極的な採用はされません。
また先述した通り、会社によっては、派遣やアルバイトで賄われることがほとんど。
ITヘルプデスクからおすすめの「ITキャリアプラン」
ITヘルプデスクをすることで、一般的なIT知識を身に着けることが出来ます。
基本は下記に通りの選択肢。
- 他職種への配置転換
- 他会社への転職
- 今の部門で成果を出し、管理側へ上がる
①⇒②の順番で考えましょう。
③は余程のメリットが見いだせなければ、おすすめしません。
①他職種への配置転換
2~3年経験を積んだら、
- 「IT営業」
- 「IT事務」
- 「エンジニア」
- 「総務・間接部門」
のいずれかに移すことをおすすめします。
理由としては何れも将来性という意味で、ITヘルプデスクよりも良いキャリアプランが描けるからです。
僕は仕事でITヘルプデスクの方と会話することが多いのですが、長年続けている人は少なく、何れの人も未経験で入り、数年でIT業界の別職種に移る人が多いことも事実です。
理由を聞くと、給与等の不満もありますが、一番は「将来何年もここで働くイメージが出来ない」ということです。
②他会社への転職
勤めている会社が、雰囲気、給与体系そのものに嫌気がさす場合は、会社自体を変えることも選択肢です。
近い職種としては「IT事務職」が挙げられますが、給与等を重視するのであれば、「ITの総務・間接部門」「IT営業」か「エンジニア」がおすすめ。
(エンジニアを目指す場合は、事前にプログラミング等学習が必要です)
パソナキャリアやリクナビNEXTで情報を集めることから始めてみましょう。
今使用してるサービスがあれば、そちらも合わせて利用してください。
③今の部門で成果を出し、管理側へ上がる
今働いている場所で、上に上がるという選択肢です。
個人的にはあまりおすすめしません。
詳細は後述しますが、将来性という観点で、最終的にはAIにとって代わられる可能性があるからです。
ITヘルプデスクから「配置転換」又は「転職する手順」について
今あなたが働いている会社自体が良いと思える会社であれば、上長に「配置転換」を申告してください。
余程のことが無い限りは検討して貰えるはずですが、もし渋られるようであれば、自分の描いているキャリアプランを具体的に話し、理解してもらうことも一つの手です。
人によっては退職を匂わせることも、1つの戦略です。(ぶっちゃけ効果大です)
会社自体がイマイチであれば、自分のやりたい仕事を明確化し、行動してください。
基本は下記の記事に纏めていますので、良かったら参考にしてください。
まとめ:長期的には「AI」にとって変わる可能性もある
ITヘルプデスクはとてもニーズのある仕事ですが、中長期的にはAIにとって代わられる可能性が高いです。
何故なら、ITのヘルプデスクは、人でなくても良いという時代の流れがき始めているからです。
近年多くのIT企業は、コンシューマ向けのヘルプデスクに「チャットボット」を導入している会社が増えてきました。
※チャットボット:質問を文字で打つと、自動でAIが回答を返す質問応答システム。
それでも賄えない問合せに対して、人を充てているという流れがあります。
今整備されているマニュアルは、全部AIが自動応答してくれる時代。
今後流れはより一層高速化していきます。
なのでITヘルプデスクはあくまで通過点として、基礎と経験を学ぶ場所とし、その先の自分のキャリアを考えましょう。
給与や待遇も大きく変わってきますよ。
それではまた!