こんにちは!
本日のテーマは、仕事でいちいち指摘をする人の話は、ほぼ聞かなくて良い?【理由を解説】です。
良い対処法はないかな?
社内に一人はいますよね。
本人は良かれと思っていても、こっちからしたら少し鬱陶しいという。。
この記事ではこんな疑問にお答えします!
本記事の内容!
- 仕事で毎回ミスを指摘する人の心理とは?
- 【対処法】仕事でミスを指摘されたときの、受け止め方・考え方
- 仕事でミスをした時、メールで指摘する人への返信方法【番外編】
仕事をしていて、いちいち指摘をしてくる人に悩んでいませんか?
僕は昔、正直ちょっとイライラしてしまう時がありました。笑
当然自分が悪い時もあるし、自分自身も理解しているけど、そこまでいちいち言ってくるかと。。
ある時、冷静に指摘してくる人の心理と、自分の考え方を分析し、対処したことで少し楽になったので、本記事で説明しますね。
同じことで悩む人が、少しでも減りますように。
こんな悩みを持つ人に向けて書きます!
・いちいち指摘してくる人がいて、正直もう嫌だ
・そんな人の心理が理解できない
・少しでも楽になる方法(考え方)を知りたい
この記事を読むことで、分かること!
- 毎回指摘してくる人の「心理」が分かる
- いちいち指摘してくる人の「対処法と考え方」が分かる
本記事の信頼性!
この記事を書いている僕は、ITの仕事を約10年、過去には「飲食」「イベント」「教育」の業界で仕事をしてきて、多くの「いちいち指摘する人」と関わってきました。
ここでは「経験に基づいたリアルな情報」を記載していきます。
仕事で毎回ミスを指摘(訂正)するひとの心理とは?
大きく下記の下記の3通りです。
- 指摘をする自分が好き、又は仕事が出来ると思っている【男性に多い】
- 間違いを指摘しないと気が済まない
- 嫌われても指摘することで、成長してもらいたいと思っている
僕の経験上、9割以上が①と②、③は1割未満です。
①と②は自分のため。
③は相手のため。
表面には出にくいですが、本質はどれかに当てはまることが多いです。
①指摘をする自分が好き、又は仕事が出来ると思っている【男性に多い】
「指摘をしている自分」が好きなパターンですね。
このタイプは「自己陶酔型の人」が多く、一番面倒くさいです。
何故なら自己陶酔型の人は、あえて指摘するタイミングを周りの人も聞こえるときに合わせてくるから。
「指摘」を利用して、自分のイメージアップを狙ってきます。
周りへのアピールも含めて、指摘したいんですね。
特に自覚ない人は相当、厄介。比較的中年以降の男性に多いパターンですね。
②間違いを指摘(訂正)しないと気が済まない
指摘や訂正しないと、「自分の気がすまない人」も今かなり多いです。
指摘は大切です。
でもそれは相手への思いや配慮が、まず第一にあるべき。
指摘の目的が、自分の「気になる」といった感情を満たすためになってしまうと、自分の欲求を満たすためだけの指摘になります。
いちいち指摘される側としては、本当にいい迷惑ですよね。
③嫌われても指摘することで、成長してもらいたいと思っている
唯一相手のことを考えられる人の指摘パターン。
ただ気持ちは相手のためでも、「伝え方」を間違っている人が多いです。
例えば、過度に相手を叱咤することで、相手の感情に訴え、「なにくそ」という気持ちから成長してもらう意図ですね。
でも今どきの人には逆効果です。
「嫌われてもいいから相手に成長してもらいたい」と思う気持ちは立派ですが、どうせなら嫌われずに指摘するべき。
指摘する側の人は、なぜもう一歩踏み込んでそう思えないのか、、不思議です。
レベル感にもよりますが、よい指摘をする人は下記の流れを取ることが多いです。
- 「相手に何が悪かったか、考えさせる(気づきを与える)」
- 「繰り返さないための改善策を、自分で考えてもらう」
この2点を、適切なタイミングで、適切な回数、適切な場所で出来ることが良い指摘です。
ただ世の中にはどれか足りてなかったり、配慮が甘い人も多いんですよね。
【体験談】仕事でミスを指摘する人の例:指摘する自分に優越感をもつ先輩編
僕が実際に前の会社であった例です。
昔、僕の同期が近くの課に配属になっていたのですが、その同期の先輩が自己陶酔タイプでした。
ある日同期が仕事でちょっとしたミスをしてしまったのですが、そのミスの指摘をフロア全員に聞こえるほどの大きな声で話すんですね。
しかもほぼ毎日、小さなミスも全てです。
話を聞いていると、内容もそんなにたいしたことないミスですし、むしろ本当にその同期が悪いの?と思う内容も多く「なんで?、、」と思っていました。
ミスを指摘している自分は仕事が出来る、ということを周りへもアピールし、人を指摘することで優越感に浸るからです。
当然ミスをしてしまった同期も反省する部分はありますが、「伝え方」と「場所」「内容が明らかに間違っている」人は多いです。
何故なら相手を思った言動ではないから。
結果その同期は辞めてしまいました。
自己陶酔型は自分でも相手のためという「思い込み」で、無意識に自分を正当化している人も多いので、かなり厄介ですよ。
【対処法】仕事でミスを指摘されたときの、受け止め方・考え方
下記です。
- 対処法①:指摘の内容が本当に正しいかを、自分で判断する
- 対処法②:正しくないと思った場合は、間に受けない(聞き流す)
- 対処法③:極力指摘する人との関わりを最小限にする
- 対処法④:指摘される事項を先回りして対処しておく
解説していきます。
対処法①:指摘の内容が本当に正しいかを、自分で判断する
相手の指摘に対して、指摘の内容が本当に正しいのか、冷静になった自分で客観的に判断してみましょう。
なぜなら、そうすることで、理にかなった、正しい指摘かどうかが分かるからです。
ほとんどの場合、指摘はあくまで「気づき」を相手に与える行動で、それ以上の言葉には正しいことも、間違ったことも、時には抽象的なことも含まれます。
だから自分で判断することが必要。
ポイントは原因、解決策、そのための行動で考えてみてください。
例えば下記の例です。
指摘内容
会議資料に誤字があった。もっと責任もって見直すべき、気合入れなおして。
指摘により気づきをえられましたが、内容はあまりに抽象的ですよね。
なので内容は無視してください。自分で判断することが大切。
原因、解決策、具体的な行動の順で洗い出します。
「原因」
- 資料の誤字・脱字の確認はしていたが、確認の精度が甘かった。
- 資料作成が直前になり、時間に余裕がなかった。
「解決策」
- 資料作成後自分でのチェックはもちろん、課のあいてるメンバーに声をかけ、最低2人以上でクロスチェック。⇒確認精度の向上
- また資料は会議が決まった際に即時着手、遅くとも会議3日前にはクロスチェックまで終える。⇒全体のスケジュールを意識
「解決までの具体的な行動」
- 次回会議日時、必要になる資料の内容を検討
- 課のメンバーに資料チェックのお願いを事前に声掛け
気付く気づかないは人によるので、気づきを得てからは自分で考えましょう。
相手の指摘が正しければしっかりと受け止め、違う場合は自分の考えで行動すること。(表面上はうまく従うふりするのもあり)
自分で考えることで、結果的に成長にも繋がります。
対処法②:正しくないと思った場合は、間に受けない(聞き流す)
指摘の内容が客観的にみて「正しくない」と思った場合は、「真に受けないこと」をお勧めします。
なぜなら指摘自体が正しいものではなくて、「理不尽な理由」であることがほとんどだから。
その指摘は自分自身のストレス解消、場合によっては嫌がらせの一環かもしれません。
そんな指摘を真に受けるだけ無駄ですよね?考える時間がもったないです。
とはいっても、やっぱり気になってしまい、ネガティブに考え、ストレスが続いてしまうこともありますよね。
どうしても我慢が出来なかったら、転職も一つの選択肢。
僕も人間関係や残業は多いのに給料が低い、、といった悩みがあり、転職して人生が変わりました。
下記は僕が利用して特に良かったエージェントです。参考にしてみてください。
対処法③:極力指摘する人との関わりを最小限にする
指摘する人との関わりは、極力少なくしましょう。
指摘で悩む多くの場合、指摘の頻度や仕方(怒りながら指摘、周囲がみている中での指摘など)であることがほとんど。
例え間違ってない、正しい指摘だとしても、毎回怒りながら指摘してくる人であれば、関わるだけあなたの心がどんどん疲弊していきます。
場合によっては部署の異動なども相談するべきです。
対処法④:指摘される事項を先回りして対処しておく
指摘自体が正しい内容で有る場合、同じミスを繰り返さないように先回りをしていきましょう。
指摘されても一つ一つ改善していければ、ミスも減り、指摘も少なくなります。
でも、繰り返してしまうこともありますよね。人間ですから。
対処法として、昔の僕は自分がしたミスや指摘された内容・改善方法を、簡単にExcelにベタ打ちで一個一個書いていきました。
なぜならミスを繰り返してしまうほとんどの場合は、指摘されたことを忘れてしまうから。
定期的にそのメモを見返すことで、少しづつ改善することが出来ましたよ。
是非試してみてください。
仕事でミスをした時、メールで指摘する人への返信方法【番外編】
たまに仕事の指摘をメールでしてくる人いますよね。
しかもやたらと宛て先にCCが多く入っていたり。
思うことはたくさんあると思いますが、メール上では基本、素直に謝罪と改善策を記載してください。
何故なら、結果として、全体にあなたの良い印象を与えることが出来るからです。
例えば、ある人の指摘に対して、真摯に受けとめ改善している人の返信と、指摘に反抗している人の返信はどちらの方が印象良く、仕事がスムーズに進むでしょうか?
明らかに前者ですよね。
たまにメールでバチバチやっている人がいますが、正直周りからしたら個別にやってくれという感じです。
CC陣からどっちも印象だだ下がり。
またメールは履歴として残るという点、感情が伝えづらいという点もあり、意見するのに適したツールでしはありません。
メールでは穏便にすませ、大人の対応を見せておき、どうしても納得いかない点は個別に本人に伝えるようにしましょう。
ちなみにここまでは、指摘の内容があくまで正しかったことを前提にしています。
明らかに間違っているときは、逆に指摘をしてあげてください。(あくまでやんわりとです)
指摘は基本的に気づきの点だけしっかり受け止め、内容によって自分に必要な話か不要な話かを判断してください。
まとめ:仕事で指摘や訂正が多い人へは、受け流すことも大切。
仕事で指摘が多い人は、必ず理由があります。
全てを真に受けるのではなく、その人の「本当の意図」を考えてみましょう。
自分のための指摘なのか、それ以外なのか、内容によってこちらの受け取り方も変わってきます。
仕事でいちいち指摘をする人の話は、ほぼ聞かなくて良い?【理由を解説】いかがでしたでしょうか?
本日はここまでです。
ではまた!
(参考)本記事で紹介した転職サイト