IT業界が「腐っている」とたまに聞くけど、理由が気になる。
このままIT業界で働いていくべきかを考えたい。
IT業界の特徴について、一部そう表現されることがありますね。
3つの理由と実態含め、この記事ではそんな疑問にお答えします!
本記事の内容!
- 【本当?】IT業界が「腐ってる」といわれる3つの理由!
- IT業界は今後どうなる?5年後、10年後の「将来性」は?
- IT業界が合わないと感じている人へ。「辞めることも1つの選択肢」慎重に考えよう。
- IT業界の「平均離職率」はかなり高い?
- IT業界を辞めた人の「体験談」
- まとめ:IT業界の合う、合わないを冷静に考える
本記事の信頼性!
この記事を書いている僕は、
飲食、イベント、教育業界で働き、今は転職してIT企業で約「10年」働いてます。
「IT業界は腐っている」と言われる理由は、「労働時間」「教育環境」「IT業界特有のストレス」があります。
ITの仕事を専門とする僕が、詳しく解説しますね。
ここでは「経験に基づいたリアルな情報」を記載していきます。
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【本当?】IT業界が「腐ってる」といわれる3つの理由
IT業界が腐っていると言われる理由は下記の3つです。
- 残業を含む「労働時間」が長い
- 新人や未経験者の「教育環境」が整っていない
- 「IT業界特有のストレス」がある
順番にみていきます。
残業を含む「労働時間」が長い
IT業界は、やはり残業を含めた労働時間の長さが良く問題視されます。
ただIT業界に長年いて感じることは、「労働時間の長さ」に関しては、ここ数年で大きく改善されていています。
「働き方改革」によって、政府が労働者の就業管理を徹底的に管理し始めたからですね。
そのため、よほど「ブラックな会社」でない限りは、適切な労働時間で管理されます。
もしあなたの労働時間が慢性的に長かったり、「サービス残業」が実施されている場合、「IT業界」というよりも「会社そのもの」に問題がある可能性があります。
僕の会社でも、数年前までは残業が多く(月60~80時間)、正直サービス残業をしている人も多くいました。
しかし働き方改革の影響で、残業は多い月で「30時間」程度に制限されるようになり、「テレワーク」や「フレックス」の制度が導入され、労働時間は削減傾向にあります。
ただIT業界の中でも、当然企業の方針で取り組みの力の入れ具合はまちまちです。
逆をいえば、労働時間に対する「規制の取り組み」が出来ていない会社は、残念ながら「腐っている」という表現をされてしまう対象になります。
新人や未経験者の「教育環境」が整っていない
教育環境が整っていないことが、理由の一つとして挙げられます。
ただし教育環境についても、「IT業界」というよりは、「会社」によって環境整備の力の入れ具合が違います。
なぜなら「会社が教育をどれだけ重要視するか」また「予算をどれだけ教育にかけられるか」といった観点で大きく差がでてくるからですね。
例えば最近ではWEB会議システム(zoom、teams、WEBEXなど)の導入・利用が増えましたので、ウェビナーという講習機能で、「教育のやり方」は各段とやりやすくなりました。
また当然教育用の動画をオンデマンドとして、いつでも自由な時に学べるようにしている会社も多くあります。
これらの整備が出来ていない会社は、残念ながら「腐っている」と表現されます。
「IT業界特有のストレス」がある
IT業界特有のストレスです。
例えば職種がネットワークエンジニアであった場合、ネットワークの障害があった時に休日、夜間でも連絡がきます。
そうなった場合一刻も早く復旧に向け、原因の調査と改善、また顧客への障害報告など対応しなくてはなりません。
最初から自分の障害が来た場合の担当時間が分担で決まっていればよいですが、完全休日OFFモードの時に、半強制的に仕事対応に追われる。。
しかも大半は障害などの緊急時、そこそこストレスですよね。
特にエンジニア職はIT業界特有のストレスが付き纏うため、自分に合わないとやはり腐っているという表現に行きついてしまいます。
IT業界は今後どうなる?5年後、10年後の「将来性」は?
IT業界は5年後も10年後も「明るい」と言えます。
何故ならITは社会になくてはならない「インフラ」と化しており、その割合は今後も「技術進化」に伴ってどんどん増えていくからです。
今や「スマホ」や「パソコン」は人の生活には欠かせないものですよね。
多くの企業で情報部門があるなど、ITは生活でも仕事でもなくてはならない技術です。
最近ではIOT(家電などをネットワーク化するなど)、5G(高速な同時接続通信)、AI(人工知能)など多くの技術が社会をにぎわせています。
5年後にはこれらの技術が「より当たり前」になり、10年後には更に進化した技術が生まれます。
車でいえば「自動運転」が当たり前、コンビニやスーパーの「レジも全部自動化」され、ほぼ人はいらなくなるんじゃないかと思います。
Amazonではすでに「Amazon Go」という名の、無人レジ実証実験が行われていますね。
IT業界が合わないと感じている人へ。「辞めることも1つの選択肢」慎重に考えよう。
IT業界は当然「特有の特徴」がありますので、「合う」「合わない」が出てきます。
「IT業界が合わない」と自分が感じたのであれば、辞めることも一つの選択肢です。
ただし一つ考えるべきことは、「IT業界」自体が合わないのか、「会社」が合わないのか、「職種」が合わないのかをまず見極めることです。
「IT業界」と一つにくくるには範囲が広すぎるからですね。
- いま自分が会わないと感じている原因は何か
- またその原因は業界なのか、会社なのか、職種なのか
一度冷静に考えてみましょう。
IT業界は、今後も将来性がある業界であることは間違いありまりません。
そのためもし会社や職種が原因なのであれば、IT業界の中で仕事を変えることをおすすめします。
もちろんIT業界そのものが合わない場合は、業界自体別のところを検討しましょう。
IT業界の平均離職率はかなり高い?
厚生労働省の平成30年雇用動向調査結果の概要によると。IT業界の離職率は平均11.8%と、比較的低い水準です。
なお離職率が高い業種は下記のとおり。
- 「宿泊・飲食サービス業」は26.9%
- 「生活関連サービス業・娯楽業」の23.9%
- 「サービス業」19.9%
IT業界は平均して離職率は低いですが、先述の通り、会社によって離職率は大きく違います。
それこそ「1%」を切る会社もあれば、「30%」を超える会社もありますので、やはり同じIT業界でも自分に合った会社を選ぶことが大切になりますね。
ちなみに離職率が1番低い業種は、「建設業」の9.2%です。
IT業界を辞めた人の「体験談」
- IT業界を「辞めてよかった人」
- IT業界を「辞めて後悔した人」
順番にみていきましょう。
IT業界を「辞めてよかった人」
IT業界を辞めてよかった人の体験談(コメント)です。
纏めると、やはり「自分には合わなかった」という感想がメインでした。
業界というよりは、自分の担当した部署や、興味がわかなかったいうことが多いです。
IT業界を辞めてほんとによかったとつくづく思う
特に公共系はキツいhttps://t.co/wp4tpBQCje— もか。@逆張り (@moka02061) June 5, 2020
とても共感するお言葉だ。僕は、勉強不足と勘違いでIT業界に飛び込んだが、上流工程に全く興味を持てず、そこが人生の終着点であることに失望して退職した。辞めてよかったと今も思っている。>RT
— みみずく@妖怪博士見習い (@mimizuku_tutor) July 27, 2017
IT業界を「辞めて後悔した人」
IT系の仕事を辞めたけど、結果的に戻りたくなる人は多いです。
「給与」や「労働環境」など理由は様々ですが、業界自体に原因があったのではなく、会社や職種が合わなかったというケースがほとんどを占めます。
その他にも下記コメントをご紹介します。
こんだけAIやlotが補助金まででるくらい国に認知されるなら、数年前に
たまたま入社できた電力会社系IT会社辞めなきゃよかったなあ、、、、
。— keith.w 《紐》 (@keithw0328r) June 30, 2019
最近ぼんやり思う。ITの仕事に戻りたいかもな〜って。
IT系の仕事していた割に、ハードには激弱。数字も弱いからテラとか言われたらごめんなさーい、ゼロ多すぎwとなるけども…
ソフトの使い方の説明とか、レクチャーとかするの好きだし。
「よく分かる!」と言われるの非常に嬉しい😆— 笑(宮さまルート10-4共通) (@emi_tsuya) August 17, 2018
まとめ:IT業界の合う、合わないを冷静に考える
一度本当にIT業界が合わないのか、真剣に考えてみましょう。
まずは原因を知ること。
その上で、会社を変えるのか、業界を変えるのか、動き方も変わってきます。
いずれの選択にせよ、自分の「これから」を大きく変える行動になるなので、しっかり見極めてください。
IT業界が合わないと感じれば、やはりあなたにとって「IT業界は腐っています。」
ただ原因が会社にある場合は、IT業界ではなく「その会社が腐っています。」
傾向としては会社に問題があることの方が多いです。
是非この機会にしっかり向き合って、自分は今後どうするのか、どうしたいのかを考えてみてください。
ではまた!