こんにちは!オトケイです。
ITにもメーカーや商社などいろいろ種類がありますよね。
この記事ではこんな疑問にお答えします!
本記事の内容!
・IT系メーカーと商社の違いを、シンプルに分かりやすく知りたい!
・年収や忙しさを比較して知りたい!
IT企業で約10年働いてきた経験を基に、今後就職・転職を考えている方へ、分かりやすく解説していきます。
本記事の信頼性!
この記事を書いている僕はこんな経歴です!
- IT上場商社で営業を約10年経験
- メーカーへも数年常駐し、幅広い視点で業務
- 100社以上のIT関連会社と一緒にビジネス(協業)
完全に未経験からこの業界に入り、見えてくるものも増えてきました。
今業界にいるからこそ言える、「経験に基づいたリアルな情報」を記載していきます。
IT系メーカーと商社の違いを、分かりやすく知りたい!
こちらまず結論から!
物を作る会社と、販売する会社の違い 違 い:
メーカー:自社で物を作る
商 社:メーカーが作った物を仕入れ、多くの購買者へ販売する
上記に少しだけ補足します。
メーカーは自社の製品を作り、その製品を出来るだけ多くの人へ売りたいと思っています。
自社で販売することも可能ですが、そのためには法人向け・個人向けにそれぞれ窓口を設けたり、作った商品を小売店一つ一つに納入したりするには、かなりの労力とコストがかかります。
そこで「物を作る」こと以外の部分を、メーカーに代わり商社が対応します。
商社は国内外に張りめぐらせたネットワークを活用して、製品が多くの人に行き届くように活躍します。
メーカーが物を作り、作った物を商社が売る。
この2社は役割を分担した、協力関係にあるイメージですね!
年収や忙しさを比較して知りたい!
メーカーと商社で比較してみました。
あくまで傾向として認識してもらえればと思います。
【年収】
結論から言うと、年収は商社のほうが高い傾向があります。
僕はIT商社に在籍しており、数年メーカーへ常駐していたことがあります。
その中で給料等の話をメーカー社員の方から内々で聞く機会もあったのですが、商社の方が高い印象でした。
なぜなら商社はメーカーと違い基本工場や製品の在庫を持たないため、その分のコストがかからず、利益を人件費にあてやすいことが挙げられます。
また取り扱える製品が多いため、純粋な受注数は増えやすいですね。
【忙しさ】
こちらは商社のほうが忙しくなる傾向があります。
商社はメーカーと比べて取扱える商品数も顧客の数も多いので、忙しさは増します。
お客さんの希望により、複数メーカーから仕入れた物を組み合わせ、幅広く製品を取り扱うことができます。
お客さんがA社のパソコン、B社のサーバー、C社のソフトウェアを購入したいとき、通常だと3社それぞれに相談をするのが一般的です。
そこで商社1社に相談すれば、見積~物品手配、構築や導入保守まで全て取り纏めて対応してくれます。
取り扱いできる製品が増えれば、その分お客さんの希望に答えられる範囲も広がりますので受注にも繋がりやすくなります!
その分各社の調整を一気に引き受けますので、業務量は増えますね。
職種別の比較は下記に纏めています。ご参考までに!
「物を作る会社」と「物を販売する会社」
メーカーと商社の違いは、給与は高い傾向がある。反対にメーカーは商社と比べると給料は少し下に設定される傾向があるが、業務量は標準の域。
商社はメーカーと比べると業務量が多いが、「物作りに興味がある」「業務量はバランスを取りたい」こんな人はメーカー
「高給料が良い」「色々な会社と関わりたい」こんな方は商社がおすすめです!
本日はここまでです。
ではまた!