ITサポート事務って最近良く聞くけど、どうなんだろう?
やっぱりITだと大変なのかな。
調べてみるとい良いことばっかり書いてあるけど、本当の実態を知りたい。
そんな疑問にお答えします。
ITサポート事務は、個人的におすすめではありますが、時期によって大変です。
主に決算期、9月と3月ですね。
本記事では「経験に基づいたリアルな情報」を記載していきます。
本記事の内容!
- ITのサポート事務っていつい?働き方や残業について知りたい
- ITサポート事務と一般事務の違い
- ITサポート事務は未経験でも働ける?
- ITサポート事務の大変なところ、良いところ3つ
- ITサポート事務に向いている人、向いてない人
- まとめ:ITサポート事務職はおすすめ
本記事の信頼性!
この記事を書いている僕は、飲食、イベント、教育業界で働き、今は転職してIT企業で約10年働いてます。
本記事では僕の経験から、理由も含め解説します。
ITのサポート事務ってきつい?働き方や残業について知りたい
結論、ITのサポート事務はおすすめです。
何故なら事務職の中では比較的給料などの待遇も良く、またテレワークも出来ることが多いから。
時期によって当然忙しい時期もあるので、良いところ、きついところを理解した上で検討されることをお勧めします。
また下記記事では詳しい業務内容を記載していますので、是非参考にしてみてください。
ITサポート事務の働き方
ITサポート事務の働き方は、基本テレワークです。
今までは事務所での仕事がメインではありましたが、2020年以降、コロナウイルスの影響でテレワークが促進されました。
結果、「テレワークでも問題なく仕事出来るじゃん」となり、コロナ終息後もテレワークスタイルは続くことが確実です。
ただ郵送物や書類作成の業務もあるので、週3~4でテレワーク、週1~2で出社というペースになるでしょう。
もしフルリモート希望であれば、リモートワークに強い転職サイトなどで会社を探すのも一つの手段。
最近ではリクルートエージェントが有名ですね。
ITサポート事務の残業
ITサポート事務は、基本残業はありません。
余程のことが無い限り、定時で帰れます。
ただ先述した通り、忙しい時期があるので、その期間は一時的に忙しいく、残業が発生することもあります。
基本は「締め」と呼ばれる時期で、会社の決算に大きくかかわる時期ほど、忙しくなります。
忙しい時期はざっくり下記の通り。
主に月末の5営業日くらいが対象になってきます。
忙しさ「小」:残業は1時間程度
9月、3月以外の、月の終わり(月締め)
忙しさ「中」:残業は1~2時間程度
9月(上期締め)
忙しさ「大」:残業は2時間程度
3月(年度締め)
会社によって決算月が違う場合もあるので、事前にチェックしましょう。
ITサポート事務の辛いところ、きつい所
僕がIT業界で10年近く働いてきて、きついと思う所は主に2点です。
辛いところ、きつい所①:繁忙期の残業
辛いところ、きつい所②:職場の人間関係
繁忙期の残業は先述の通り。
またITサポート事務は女性の割合が多く、人間関係を円滑に出来るかどうかにより、きつさが変わってきます。
現在はテレワークが増えてきているので昔ほどではありませんが、それでもある程度「上手く回す」必要はありますね。
ITサポート事務と一般事務の違い
基本大きな違いはありません。
あえて挙げるとすれば下記の通り。
- 事務処理で、取り扱う製品がIT機器やITサービス
- 一部簡単なシステムテストの手伝いなど
基本的な電話対応、書類作成、郵送、捺印等の作業は一般事務と変わりません。
事務処理で、取り扱う製品がIT機器やITサービス
業界がITなので、取り扱う製品が下記のようになります。
- パソコンやサーバ
- アプリ開発の業務委託
- 回線サービスの契約
ExcelやWordで扱うデータが、例えばNECのMate & VersaPro(パソコンの機種)だったり、KDDIの~回線サービスとなったります。
パソコンや回線やアプリは、身近で使うものも多いので、予備知識が仕事を通してどんどん溜まっていきますよ。
簡単なシステムテストの手伝いなど
それに加え、状況によって簡単なシステムのテストの手伝いなどある場合があります。
(変な画面にならないか等のチェックがメインなので、難しいことはありません。)
僕の会社でもIT事務サポートの方は多くいて、未経験からの人がほとんどですが、みんなIT知識がどんどんついています。
個人的には一般事務より自己成長の可能性はあると思ってます。
ITサポート事務は難しい?未経験でも働ける?
結論、未経験でもOKです。
なぜなら、ほとんどの人が未経験で入ってきて、数か月も働けば慣れてくる仕事だからです。
僕の会社でも経験者も当然いますが、未経験から入ってくる人も多いです。
割合は5:5ぐらいでしょうか。
IT知識もエンジニアほどの知識は必要なく、日々の業務で自然と覚えてくるものがほとんどなので、難しくありません。
未経験であることは心配しなくて大丈夫ですよ。
ITサポート事務の大変なところ、良いところ3つ
下記の通りです。
- ITサポート事務の大変な所①:IT知識が少しいる
- ITサポート事務の大変な所②:出向になることがある
- ITサポート事務の大変な所③:決算期は忙しい
- ITサポート事務の良い所①:働く環境が良い
- ITサポート事務の良い所②:ITスキルが身に付く
- ITサポート事務の良い所③:給与が若干良い
ITサポート事務の大変な所①:IT知識が少しいる
IT知識が少しいります。
正確に言うとなくても仕事はできますが、より効率的に仕事を回していくために、知識があった方がスムーズということですね。
ただ先述の通り、仕事していれば勝手に身についていくことも事実です。
ITサポート事務の大変な所②:出向になることがある
ITの事務をする場合、IT企業へ出向になることがあります。
もちろん入った会社のIT事務として働くこともあるので、抵抗がある人は、会社に入る際に確認しておいた方がよいですね。
僕の会社では自社の正社員でITサポート事務をしている人と、出向で来ている人も両方いますが、割合は下記の通りです。
自社のITサポート事務:6割
出向できているITサポート事務:4割
会社によって割合は違いますが、おおむね半々ぐらいの割合ですね。
ちなみに出向の場合は、派遣として働く方が多いです。
事務職系に強いのはマイナビスタッフ が有名ですね。
ITサポート事務の大変な所③:決算期は忙しい
やはり決算期は忙しいです。
特に忙しい時に周りの人がミスをしたりすると、正直イライラしやすくもなると思います。
(どこの会社も決算月はピリピリしやすいですが。)
ただ忙しくなる時期は事前に分かっているので、いかに前倒して事前にしょるを終わらせておけるかで、負担も”ならす”ことができます。
ITサポート事務の良い所①:働く環境が良い
テレワークやリモートワークがメインになります。
働く場所が会社に制限されないことは、大きなメリットですね。
また最近ではフレックス(始業と就業時間を自由に決められる精度)があるので、例えば10時に仕事開始などが可能です。
僕の会社でも、ITサポート事務の方はほとんどの人がテレワークで、10時頃から開始していますね。笑
またテレワークが増えたことで事務所にも人が減り、自分が出社するときも快適です。
ITサポート事務の良い所②:ITスキルが身に付く
ITの商材を取り扱うので、自然と知識が頭に入ってきます。
データ入力したり契約書を作成する過程で、パソコンの構成(CPU,メモリ、HDDなど)に詳しくなったり、ソフトウェアの種類や仕組みが分かります。
また繰り返しが多くなるので、嫌でも知識が定着しやすいです。笑
ITサポート事務の良い所③:給与が若干良い
通常の一般事務と比較して、少しだけITサポート事務は給与が高い傾向にあります。
IT業界全体の賃金が上がっているからですね。
2018年と2019年では前年比2%の上昇がみられています。
業界自体が伸びているので、成長しているIT企業が多いんですね。
また初任給は一般事務と同じであることが多いですが、昇給スピードと昇給金額の幅が大きい傾向があります。
ITサポート事務に向いている人、向いてない人
ITサポート事務に向いている人
- ITに興味がある人
- 単純作業が好きな人
ITサポート事務に向いていない人
- ITの用語や仕組みに抵抗がある人
順番にみていきましょう。
向いている人①:ITに興味がある人
良くも悪くも事務処理の内容が、ITになります。
例えば、パソコンやスマホ、アプリなどに興味があれば、仕事自体は向いているといえるでしょう。
どんどん知識も吸収出来るので、社内からも頼りにされることがおおくなりますよ。
向いている人②:単純作業が好きな人
ITの内容に加えて、事務は単純作業がどうしても多くなってしまう傾向があります。
そんな単純作業が好きない人であれば、楽しく仕事が出来ます。
また正直、日によっては暇な日もあるので、その時間も苦に感じない人であればより合っているといえますね。
向いていない人①:ITの用語や仕組みに抵抗がある人
向いている人の裏返しとなりますが、やはりIT特有の横文字や「~システム」という言葉に抵抗があると、ストレスを感じやすいかもしれません。
事務なので、これらの横文字を打ち込む作業も多くなります。
まとめ:ITサポート事務職はおすすめです
ITサポート事務の仕事は、総合的にみたらおすすめです。
働く環境はよく、自分のスキルアップにもつながり、給与についても一般事務よりは期待が出来ます。
その反面時期によっては忙しく、またITに興味がないと苦痛にもなるので、良いところ、大変なところをみて「やれそう!」と思えたら是非検討してみてください。
それではよりワークライフを!
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