IT企業は大変なイメージがあるけど、実際どうなの?
特にエンジニアとかきつそう。
転職を考えてるけど、実態を知りたいな。
IT企業はどんな仕事してるか気になりますよね。
残業多くて、大変なイメージもあるのではないでしょうか。
この記事ではそんな疑問にお答えします!
本記事の内容!
- IT企業は大変?【IT業界に10年いて感じたこと、ぶっちゃけます】
- IT企業が大変と言われる理由は3つ
- IT企業の大変さは、会社によっても大きく変わる
- 自分にあった会社をしっかり選べば、大変さはなくなる
- まとめ:IT企業はちょっと大変だけど、チャレンジする価値はある
本記事の信頼性!
この記事を書いている僕は、飲食、イベント、教育業界で働き、今は転職してIT企業で約10年働いてます。
結論、IT企業はやや大変です。
ただ時期によったり、会社により、極論人によって全然忙しさが違います。
ITを専門とする僕が理由も含め解説しますね。
ここでは「経験に基づいたリアルな情報」を記載していきます。
IT企業とは?情報サービスを扱う会社。
IT企業とは、IT関連のサービスや機器を取り扱う企業全般を指します。
例えば下記の通り。
- パソコンやサーバ、ネットワーク機器(HUB、ルータ)など、機器自体を作って販売する
- 機器にインストールして使うソフトウェアを開発して販売する
- 機器と機器を繋ぐネットワークを設計、構築する
IT企業の一部の仕事ですが、これらの業務を企業やコンシューマ向けにて提供する企業全般を指します。
具体的な企業でいうと、Google、apple、Microsoft、Amazon、楽天など。
多くの人が利用したことある製品、サービスを持つ企業。
僕も全ての会社の製品、サービスを利用しています。笑
世界的にニーズがあるため、世界の大規模企業は、IT企業であることが多く、それだけ将来性の高い業界です。
IT企業の会社の種類は何があるの?5つに分類して解説!
IT企業と一口にいっても、多くの種類があります。
例えば下記の通り。
- メーカー
- 商社
- ソフトウェア、WEBアプリケーション開発
- WEBサービス
- 通信回線
見ていきましょう。
ITメーカー
ITの中でも特に知名度がでやすいのがメーカー。
跡えばパソコンメーカーであれば、NEC、日立、富士通といった、IT機器を作成して販売する会社を一般的に指します。
製品の市場調査、ニーズの把握、製品開発、販売ルートの作成など、多岐に渡る業務があるため、職種も多岐に分かれます。
IT商社
商社はITメーカーの機器を仕入れて、お客さんへ販売する流通企業。
有名な企業だと大塚商会やダイワボウ情報システムといった企業が挙げられます。
どちらかというと、一般家庭よりも対企業に対して、パソコンやソフトウェアを販売したり、システムを導入したりします。
ソフトウェア、WEBアプリケーション開発
ソフトウェアを一般的に取り扱う企業を指します。
Microsoftやオラクル、トレンドマイクロが有名でしょうか。
ある意味ソフトウェアのメーカというような位置づけといえます。
ソフトウェアの開発、提案、導入、保守が主な対応業務といえますね。
WEBサービス
WEBサービスとは、WEB上でサービスを提供する会社。
例えばamazon、楽天といったショッピングサイトが当てはまりますね。
WEB上で画像を編集したり、HPを作れるサービスもWEBサービスに該当します。
IT業界の中でも特に人気の業界です。
通信回線
ネットワーク通信を実現するための回線を取り扱う企業。
NTTドコモやKDDI,ソフトバンクが有名ですね。
どこの企業もネットワークは必ず使うので、ニーズはありますが、正直競合他社に対して、差別化が難しいジャンルともいえます。
最近では楽天の参入もあり、価格競争が激化、多少のプランの違いはあれど、独自性を上手く見いだせないと一気に廃れる分野ですね。
IT企業の職種や仕事内容4つを解説。
IT企業の職種は大きく下記の通り。
- IT営業
- IT事務
- ITエンジニア(SE、CE)
- 管理部門(総務、人事、経理)
特にITエンジニアは業界特有の職種となります。
IT営業・コンサルタント
パソコンやプリンタ、サーバといったハードウェアを始め、ソフトウェア、開発、運用、保守など、お客さんの要望に合わせてコーディネートする職種です。
一般的に営業と聞くと、ノルマが課せられるイメージがありますが、基本ありません。
代わりに各営業のチーム、グループごとに目標が設定されることがありますね。
主にITソリューションの提案を実施し、見積書の作成や、契約にかかる一連の流れを管理します。
IT事務
IT事務は会社内の事務処理を集中して処理する職種となります。
IT製品を取り扱うので、一般事務と比較してややIT用語が多くなりますが、未経験でも問題なくこなせる職種です。
給与水準も一般的事務と比べて高い傾向があるため、事務職志望の方は候補としてありかなと思います。
ITエンジニア(SE、NE、CE)
ITエンジニアは大きく、システムエンジニア、ネットワークエンジニア、カスタマーエンジニアに分かれます。
システムエンジニアとネットワークエンジニアは主にプログラムをかいたり、機器に設定をいれたり、開発をする仕事。
最近ではほぼリモートでの作業が多いですね。
カスタマーエンジニアは工場出荷時のパソコンやサーバを使える状態まで組み立てることや機器が故障したときの修理などが主な仕事となり、比較的現場での仕事がメインとなります。
管理部門(総務、人事、経理)
管理部門は一般的な会社と大きくは変わりません。
会社の根幹となる部分の業務を担います。
他の職種と比べ残業はほぼないため、自分の時間を多くとりたい方にはベストな職種。
ただしお客さんとの接点はあまりなく、社内コミュニケーションがメインとなるため、限られた人間関係になることが多いです。
IT企業は大変?【IT業界に10年いて感じたこと、真実をぶっちゃけます】
タイトル通りぶっちゃけますと、IT企業は時期によってやや大変です。
なぜなら今業界として伸びていること、またエンジニアの人手がやや不足しているので、繁忙期は忙しいからです。
よくIT企業のイメージにある「残業が大変」ということよりも、「やる仕事が常にある大変さ」ですかね。
今と昔(5年~10年前)は結構状況が違っています。
僕がIT企業に転職したころは、毎日終電で帰ってたのですが、最近は「残業は悪」の風潮もあり、「残業の大変さ」はほぼなくなってきているんですね。
「定時内での仕事であまり暇はない」という感覚。
また、正直なところ会社や部署、時期によっても大変さ、忙しさは全然変わります。
例えば総務などの管理部門でいえば、基本は定時で帰れることが多いですし、決算の時期ならどこの部署も忙しくなります。
また会社によっても1人1人に負荷が集中しないように、ちゃんと分担を管理している会社もあれば、管理がいき届いていない会社もあります。
会社、部署、時期によって多少変わりますが、基本はやや大変と思っておきましょう。
IT企業が大変と言われる理由は3つ!
- 時期により残業がある
- 世間からのニーズが高い
- 技術の進化と業界の変化が多い
順番にみていきましょう。
時期により残業がある
プロジェクトの納品まじかの時期、また決算期には残業が多くなる場合があります。
IT企業に限らず、多かれ少なかれどの業界でもありますが、人が少ないチームで大型案件を対応している場合や、またトラブルや障害が起きた場合に残業になることが多いですね。
世間からのニーズが高い
ITは社会から見て、生活に欠かせないインフラと化しています。
また便利なサービスが次から次へと生まれてくるため、常にニーズがありますし、今後も需要は高まっていくと予想されます。
ありがたいことですが、ニーズがあるということは、それだけ人も必要ですし、人がいない会社はどうしても一人あたりの大変さが増えてきます。
技術の進化と業界の変化が多い
AIや5Gなど、次々に技術が進化していき、業界自体もどんどん変化しています。
都度知識やや業界の状況を読んで対応していく必要があることは、得にITならではの特徴かなと感じます。
ただ、個人的にはこの変は心配しなくても大丈夫です。
後述しますが、IT企業では仕事をしていれば嫌でも自然と最新の情報は入ってきますし、どんなに避けても商談に絡んできます。笑
IT企業の大変さは、会社によっても大きく変わる事実。
IT企業の大変さは会社によって大きく変わります。
1人あたりの負荷をしっかりと適切な人数で負荷分散をさせている会社と、少ない人数でも無理くり回そうとする会社があるからです。
特に小さい会社ほど、少ない人数で無理やり回そうとする傾向が強いですね。
何故なら大手企業や有名機企業はそれだけ世間の目も向いていますし、真っ先に国の確認が入っているからです。
ちょっとした対応不足があると一気にメディアにも取り上げられますし、イメージダウンが避けられないので、ちゃんと対応します。
(本来はそんな理由がなくても対応しなきゃダメなんですけどね)
ここ数年働き課方改革が促進され、また2020年現在コロナの影響もあり、多くの会社がテレワークを促進し、また残業制限を厳しくつけています。
僕の会社も一気に変わりました。笑
残業時間は月60~80時間から10時間に変わり、週5出社していましたが、今はテレワークと半々になっています。
自分にあった会社をしっかり選べば、大変さはなくなる話。
IT企業を検討されている方は、自分に合った会社を選びましょう。
IT業界と一口にいっても、会社によって大変さは本当に変わりますよ。
選び方は、下記の通り。
- 自分にとって、何が一番大切か「軸」を考える。
- 大切な軸をぶらさずに、自分に合った会社を選ぶ。
自分にとって、何が一番大切か「軸」を考える。
自分にとって何が一番大切か、考えてみてください。
- 仕事の大内容さなのか
- 給料や待遇なのか
- 自分の時間(休日)の多さか
何故ならここで選ぶ選択が、最終的にあなたにとっての今後の仕事や生活を充実度に大きく影響するからです。
自分が譲れない軸を決めて、その上で合う会社を探しましょう。
大切な軸をぶらさずに、自分に合った会社を選ぶ。
自分の軸が決まったら、今度はその軸を満たす会社を選びましょう。
基本はエージェントに相談することをお勧めします。
自分の軸を伝えることで、希望に合った好条件の会社を複数紹介してくれて、且つ無料で履歴書や面談サポートをしてくれるからです。
下記記事でも紹介しているので、是非参考にしてみてください。
IT企業は未経験でも通用する理由とは?
IT企業は未経験でも通用します。
何故ならITは技術的な専門職のようなイメージがありますが、決してそんなことはないから。
ちゃんとやれば誰でもやっていける仕事です。
もちろんエンジニアはプログラミング等事前の知識とスキルの習得が必要ですが、他の職種であれば問題ありません。
僕も全くの未経験からIT企業に入り、現在は営業・コンサルタントとして約10年続けてきました。
とはいえ、出来れば事前にしておいた方がよい知識、資格もあるので、次章で説明しますね。
IT企業に入るのに、持っておいた方がよい資格
エンジニア職以外の方は、ITパスポートの知識をつけておくと良いです。
必須というわけではありませんが、最低限知っておいた方が良い知識がまとまっているため。
エンジニアの方は基本情報技術者と応用情報技術者、また合わせてプログラミングの知識を持っておいた方が良いです。
最近では無料のプログラミングスクールもあるので、利用することも一つの選択肢。
IT企業の将来性について解説
IT企業の将来性はとても高いです。
何故ならITは電気、ガス、水道といった生活する上で欠かせない、一種のインフラ(日々の生活を支える基盤)となっているから。
僕も約10年ほどIT業界で働いていますが、年々業績は伸びてきています。
経済産業省による情報サービスの進捗率によると、2020年の情報サービス業の売上高は前年比7.0%増の約13兆円。
2011年以降ずっと伸び続けており、またAIや5Gといった最新技術、DXの推進など今後も更に伸びていく業界といえます。
特に最近ではテレワークで必要となるWEB会議システム(ZOOMなど)や、モバイルパソコンの需要がとても高いですね。
IT企業転職に強い転職エージェント
おすすめな転職エージェントは下記の通り。
僕も過去利用しましたが、特にサービスの質が高いと感じました。
⇒IT業界特化。16,000社との取引実績と、年収UP相談が得意。
マイナビエージェント※マイナビのプロモーションを含みます。(首都圏に強い)
⇒転職における定番サイト。特に20代のIT転職に強いです。
⇒転職成功実績No1の大手サイト。エージェントの質が高め。
またフルでテレワーク勤務したい方はリモートワークに強いリクルートエージェントがおすすめ。
まとめ:IT企業はちょっと大変だけど、チャレンジする価値はある
IT企業は、平均するとやや大変です。
でも業界が成長しているからこその大変さで、自分のスキルとなるチャンスが転がっていることも事実です。
特にエンジニアは技術が身に付くので、正直自己成長の観点ではかなり大きなメリットもあると思っています。
僕もIT企業に入るまではパソコンのことはWord、Excelと、Google検索ぐらいしか使えていませんでした。
でも今は嫌でもパソコンやサーバのOSやソフトウェアに関わる分野、ネットワーク、回線回り、AIや5Gとった最新技術の分野まで意識せず頭に入っています。
仕事として毎日関わっているので、当然といえば当然ですね。
今後ITのスキルはどんどん必須になっていくと思います。
そんな社会の中で、仕事を通してどんどんスキルを蓄積できること、また最悪合わなくて別の会社へ転職するにしても、どこの業界、会社でもIT部門はあるので重宝されます。
IT企業へはチャレンジする価値ありますよ。
是非検討してみてください。
ではまた!
本記事で紹介した転職エージェント・サイト
⇒IT業界特化。16,000社との取引実績と、年収UP相談が得意。
マイナビエージェント※マイナビのプロモーションを含みます。(首都圏に強い)
⇒転職における定番サイト。特に20代のIT転職に強いです。
⇒転職成功実績No1の大手サイト。エージェントの質が高め。