sier営業はどんな仕事があるんだろう。
普通の営業と何が違うのか知りたい!
sier営業はイマイチ何をやっているか分からないですよね。
この記事ではそんな疑問にお答えします!
本記事の内容!
- SIerとはなにか
- SIer営業の「仕事内容」
- SIerの営業の「勤務時間」
- SIerの営業の「給与と年収」
- SIerの営業の「休み」について
- SIerの営業の「魅力」と「求められる能力」
- SIerの営業は「こんな人におすすめ!」
- SIerの営業に「転職する方法」
- SIerの営業の「将来性」
- まとめ:SIerの営業はやり方次第で「自由度が高い」職種
本記事の信頼性!
この記事を書いている僕は、
飲食、イベント、教育業界で働き、今は転職してIT企業で約「10年」働いてます。
SIerの営業を長年続けてきたので、ITの仕事を専門とする僕が、詳しく解説しますね。
ここでは「経験に基づいたリアルな情報」を記載していきます。
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SIerとはそもそもなにか?
SIerとは、「システムインテグレーター」の略です。
1つ1つのシステムを纏めて、トータルで「設計」から「構築」、場合によっては「運用保守」まで担当する企業を指します。
例えば会社で一般的に導入されているシステムと言えば、
「経理会計システム」
「人事給与システム」
「勤怠管理システム」
などなど様々なITシステムが導入され、動いています。
これらのシステム、ソフトウェアを選定し、設計し、それぞれが上手く連携出来るように考え、お客さんと一緒に作り上げることが仕事ですね。
プロジェクトによって範囲や工程は様々ですが、お客さんの要望や課題に対して、120%で応える提案が求められる仕事です。
SIer営業の「仕事内容」
ここからはSIerの営業に焦点を絞って仕事内容を解説していきますね。
SIerの営業は、「プロジェクト全体のまとめ役」です。
営業というと、商材を提案したり見積をだしたりといったイメージが大きいですが、プラスして
「SE(システムエンジニア)」
「CE(カスタマーエンジニア)」
といった各役割のメンバーを纏め、「お客さんの窓口」として対応します。
担当する部署やお客さんによっても変わりますが、基本忙しいです。
その分、仕事の内容や金額は大きくなることが多いので、給与はもちろん、やりがいや実績、また営業としてのスキルは各段に身に付きますよ。
年中忙しいというわけではなく、担当しているプロジェクトの稼働近く~本稼働にかけてと、3月の決算期が「繁忙期」です。
SIerの営業の「勤務時間と残業」
SIerの営業の勤務時間は他と変わりません。
会社によっても違いますが、多くの会社では「9時~17時」が多いです。
SIer企業はテレワークやフレックスが整備されていることが多いので、勤務環境はとてもよいです。
残業については他業種の営業よりも「少し多い」です。
ただし忙しい日が続くというよりは、忙しくて残業の日と定時で帰れる日のメリハリがありますね。
仕事の効率次第では自分でコントロールできる時間を増やすこともできます。
またIT企業はサービス残業は少なくなってきています。
大抵の会社は、パソコンが何時まで起動して操作されていたか(仕事していたか)、記録として残すシステムが導入されていて、無給の残業が内容管理されています。
SIerの営業の「給与と年収」
SIerの営業の「給与は良い」です。
下記は企業ごとの平均年収、一例となります。
野村総合研究所(コンサル系SIer)
¥11,560,000
日本オラクル(外資系SIer)
¥10,400,000
電通国際情報サービス(ユーザー系SIer)
¥9,720,000
会社によっても左右されますが、30歳で800万近く稼ぐことも不可能じゃないです。
SIerは対会社に展開する商売なので取り扱う金額が大きいため(一つの商談で億単位のお金が動くことも珍しくありません。)、会社の利益も大きくなりやすいからですね。
仕事は大変ですが、その分の見返りはちゃんとある仕事です。
ただし会社によって大小あることも事実なので、出来れば大手、有名なSIer企業を選択肢にいれてください。
コツとしてはお客さんと直接契約する、「契約元」になる企業であること。
下請けになればなるほど、仕事の大変さと給与が割に合わなくなってきます。
SIerの営業の「休み」について
通常は土日祝日、夏季休暇、年末年始など、暦どおりの休みを取得できます。
たまに土日の作業が張ったときに営業として立ち合いをする場合がありますが、あまり多くはないですね。
エンジニアと比較したら融通は利きやすい職種なので、個人的には営業で良かったなと感じる部分です。
SIerの営業の「魅力」と「求められる能力」
SIer営業の魅力と求められる能力について解説しますね。
SIer営業の「魅力」
- 営業職の中でも「給料が良い」
- 働き方が「自由」
- 「休み」がしっかりとれる
- 「ITスキルやノウハウ」が身につく
給料と休みについては先述した通りです。
働き方についても、「テレワーク」や「フレックス」の制度を指しますね。
SIer営業は当然ITの業務がメインとなりますので、必然と知識やスキルが身についてきます。
僕個人の考えですが、ITの知識やスキルは、他の業界の知識・スキルと比較して、社会からのニーズが確実にあると思っています。
今後もし独立や転職を考える上でも、役に立つ能力になりますよ。
SIer営業に「求められる能力」
- 「人の真意」をくみ取る能力
- 気配りより「心配り」が出来る能力
順番にみていきましょう。
「人の真意」をくみ取る能力
営業はトーク力が必要だと思われがちですが、実際は「聞く力」の方が必要です。
その中でも「相手の真意をくみ取る力」があることが重要です。
具体的には、人が発した言葉の内容に対して、「発した言葉の理由」を考えられることです。
例えばお客さんが「~システムがほしい」といったことに対して、そのシステムを売って終わるのではNGです。
「なぜそのシステムが欲しいのか」を考えることで、お客さんの根本の課題と解決に結びるけることに近づきます。
気配りより「心配り」が出来る能力
気配りとは「自分視点で相手に働きかけること」、心配りとは、「相手の視点で、相手に働きかけること」です。
営業はいかに「相手の立場」や「視点」で考えられるかが重要です。
社内でもお客さんでも、「窓口」「まとめ役」であることから、多くの人と関わる立場だからです。
言葉では分かっていても意識してないと、結構忘れます。
逆に無意識でも相手の立場で考えられれば一人前。
僕は営業で一番大切な能力だと思っています。
SIerの営業は「こんな人におすすめ!」
SIer営業は、特性から下記の人におすすめです。
- 自分で「働く場所や時間」を決めたい人
- 「IT知識やノウハウ」を身に着けたい人
- 「給与や待遇」を良くしたい人
先述した内容から、上記3つが挙げられます。
また逆に勧めない人は下記の通り。
「単純作業」が好きな人
働き方、働く時間を「決めてもらいたい」人
自分で決められる幅が広い分、それを「良い」と感じるか「面倒くさい」と感じるかで向き不向きが分かれます。
SIerの営業に「転職する方法」
基本は通常の転職サイト・エージェントでOKです。
転職サイトであればリクナビNEXT、転職エージェントであればリクルートエージェントでよいかと思います。
僕も利用しましたが、掲載数の多さが1番のメリットですね。
逆に企業の良し悪しの幅が広いことがデメリットなので、企業選びは慎重にしないといけません。
給与や待遇も、会社に依存する部分が多いです。
SIerの営業の「将来性」
SIer営業は、将来性はあります。
そもそもIT業界自体の将来は、明るいです。
なぜならITはすでに社会インフラとなり、今後無くなることはなく、どんどん発展しているからですね。
身近なスマホやアプリもIT、行政の手続きもどんどんIT化されてきている時代です。
更に言えば、SIerの営業は特に多くのシステムを取り扱い、ビックプロジェクトを担当するチャンスがあります。
実際に僕自身も、「億単位」の商談を複数経験してきました。
今後独立するにしても、仮に転職することになっても、これらの経験自分の自身のキャリアについて将来性を見出すことが出来たと感じています。
まとめ:SIerの営業はやり方次第で自由度が高い職種
SIer営業は「自由度が高い」職種です。
僕も10年近くSIer営業として仕事をしていきましたが、合う人であれば、給与や待遇含め、個人的には良い職種だと感じています。
ただ時期によっては、それなりに大変です。(特に上期末と年度末)
でもそれ以上に、僕は自由に働きたいので、合っているなと感じました。
ちなみに僕のSIer営業としての働き方は、週の半分がテレワーク、週の半分が事務所かお客さん先です。
自由度の高い働き方を求める人には、是非おすすめです。
ではまた!
おすすめ転職サイト:リクナビNEXT
おすすめ転職エージェント:リクルートエージェント