ネットワークエンジニアに興味があるけど、たまに「やめとけ」と言われる。。
きついからだと思うけど、そう言われる本当の理由と実態を知りたい。
ネットワークエンジニアがやめとけと言われる理由は、職種柄の「仕事形態」にあります。合う人には合う仕事だと思いますよ。
理由や実態含め、この記事ではそんな疑問にお答えします!
本記事の内容!
- 「ネットワーエンジニア(NE)は絶対やめとけ」と言われる理由は3つ!
- ネットワークエンジニアの「仕事内容」
- ネットワークエンジニアの「評判と体験談」
- ネットワークエンジニアが「合う人・合わない人」
- ネットワークエンジニアでも、「比較的楽なポジション」とは?
- 未経験からネットワークエンジニアになる「方法」
- ネットワークエンジニアにお勧めな「転職サイト、転職エージェント」
- まとめ:ネットワークエンジニアははまれば良い職種
本記事の信頼性!

この記事を書いている僕は、
飲食、イベント、教育業界で働き、今は転職してIT企業で約「10年」働いています。
「ネットワークエンジニアはやめとけ」と言われる理由は、「仕事の形態」と「イメージ」が先行しているのかな、と感じました。
ITの仕事を専門とする僕が、詳しく解説しますね。
ここでは「経験に基づいたリアルな情報」を記載していきます。
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「ネットワーエンジニア(NE)は絶対やめとけ」と言われる理由は3つ!

理由としては下記の通り。
- 運用保守時の「トラブル対応」がきつい
- 24時間365日の「保守対応」がしんどい
- 手間のかかる「顧客対応」が多い
順番にみていきましょう!
運用保守時の「トラブル対応」がきつい
ネットワークエンジニアの業務できってもきれないことが、「トラブル対応」です。
どの仕事でもトラブルはありますが、ネットワークエンジニアの場合は「少し特質したきつさ」があります。
例えばネットワークの設計、構築をプロジェクトとして進め、いざ導入した時にうまく行かなかったとき。
具体的には設計ミスや、設定もれなどが原因で上手くいかなかった際に、「原因究明~事象解決」するまで中々帰れないことがあります。
僕が数年前に過去対応した案件で、土曜日の朝から作業を始め、夕方には終わる予定の作業がありました。
しかしいざ本番環境で稼働させたら、なぜか通信出来ない。
月曜日にはサービスリリースがあるため稼働できないといけないのに、原因の特定が中々できずに、お客さんも「設計はしっかりしたのか」「早く使えるようにしてくれ」との煽りがばんばんくる始末。
結局、日曜日の昼に「設定もれ」と原因が分かり、夕方にリリース、プロジェクトのメンバーは営業も含め、お客さんもほぼ2日間帰れない状態でした。
今は勤務体系がどこも厳しくなってきているので、ここまで長時間になることはありませんが、やはりネットワークトラブルの対応で一線を張って対応する必要がでてきます。
24時間365日の「保守対応」がしんどい
ネットワークエンジニアの仕事の一つに「保守対応」があります。
(1つ上の例では、ネットワークの「設計・構築」時に起きたトラブル例を紹介しました)
保守対応はネットワークが正常に稼働しているかかを24時間365日監視し、異常が起きた場合に原因究明、解決を図る仕事内容になります。
5人~8人でグループを組み、シフトで対応していくイメージですね。
仕事の時間がやや不規則になるため、慣れるまでが少ししんどいです。
また保守対応時に中々原因が分からない時に、やはり対応に時間がかかりますし、その際にネットワークエンジニアがお客さんへの最新状況を実施することも。
トラブル時なのでお客さんもせかせかしていることがあり、きついことがあります。
意外と「顧客対応」が多い
ネットワークエンジニアは「設計・構築」にしても、「運用・保守」にしても、作業を一線で対応する職種になります。
そのためにお客さんと関わる機会も多く、状況によってはトラブル時の報告などもあるため、営業と一緒にお叱りを直接受けることもしばしばあります。
お客さんと関わることが苦手だと、苦痛に感じることもあるでしょう。
ネットワークエンジニアの「仕事内容」

ネットワークエンジニアの仕事内容は下記の通りです。
- ネットワーク「要件定義」
- ネットワーク「基本設計」
- ネットワーク「詳細設計」
- ネットワーク「構築」
- ネットワーク「運用・保守」
①ネットワーク「要件定義」
まずはお客さんの要件を明確にします。
- 現状どんな課題があるのか
- お客さんとしてどういうことをしたいのか
上記を明確にした上で、「技術的にどうしたら実現可能か」を考え、どこまでの要件だったら出来るという温度感をすり合わせます。
またある程度の方向性(ネットワーク内容、スケジュール、おおよそのかかる金額など)を決めます。
②ネットワーク「基本設計」
方針が決まった後は、アウトラインを決めていきます。
どのネットワーク機器(HUB、ルータなど)をいくつ、どこにおいて、ルーティングはどうするかなどを決めます。
簡単なネットワーク構成図を起こしたりしますね。
③ネットワーク「詳細設計」
基本設計で決まったことを、更に具体的な内容に落とし込ます。
具体的には使用する機器の機種・型番も決定し、機器に入れる設定内容もほぼ確定させます。
④ネットワーク「構築」
いざ構築するフェーズです。
組み立てた設計内容を基に、機器に設定を入れ込み、営業、カスタマーエンジニアと協力して機器を導入、稼働させます。
また本番前に検証をして、問題なく動く感を確認するフェーズもあります。
⑤ネットワーク「運用・保守」
上手く稼働した機器に対して、運用と保守まで対応することがあります。
(お客さんとの契約内容によって異なります)
お客さんのネットワークを監視し、異常がないか、また異常があった場合には原因、解決を図ります。
例えばネットワーク機器のLANケーブルが、何かの拍子で抜かれてしまった
また建物の停電等でネットワーク機器の電源が落ちてしまったなどの際、システム上でアラームが鳴る仕組みがほとんどです。
その検知を受けて即座に対応する仕事ですね。
ネットワークエンジニアは大きく分けて、「設計~構築」までを対応するエンジニアと、「運用・保守」を対応するエンジニアに分かれることが多いです。
ネットワークエンジニアの「評判と体験談」

ネットワークエンジニアの評判と体験談を纏めました。
ネットワークエンジニアになって「良くなかった」評判と体験談
ネットワークエンジニアでの否定的な意見としては、「合わなかった」という意見が一番多かったです。
ネットワーク技術者という「専門職」であること、また先述したトラブル時などの対応に負けてしまうと、「合わなかった」となってしまいます。
ネットワークエンジニアってびっくりするほどSIerしか行き場がない。SIerは僕には合わないと3社目で痛感した
— なぎー (@nagi2100jp) February 22, 2013
自分ネットワークに触れる機会があってネットワークエンジニア目指して転職しましたが、約一年程で自分には合わないと痛感して再度転職しようとしています。
自分からしたら資格取得に意欲があってすごいと思います!— バベル (@babel_main) August 21, 2019
ネットワークエンジニアになって「良かった」評判と体験談
ネットワークエンジニアになって良かったという意見は、「技術力が身に付いた」「給料が良くなった」「プライベートでもネットワークスキルが活きた」という意見が多かったです。
ネットワークエンジニアやってた経験が良かったなというのは、やっぱクラウドでどんだけ複雑なネットワーク構成にさせられようが大体の「繋がらない」は解決出来るところだなと昨今の対応で今更思ってきた
— えぬなお🐙nnao45 (@nnao45) August 1, 2020
旦那氏ずっとSESでネットワークエンジニアやってるけど話聞いてると割と満足してるっぽいんだよなぁ。
給与とか単価もガンガン上がってて、会社からも現場からも大事なとこ任されてるからかな。いろんな現場行って勉強になってるって。
SES叩かれがちだけど人に合うか合わないかだけだよほんと。— きあ(Chia) (@chia_ckra) July 9, 2019
新しくパソコン買った時とかルーター買ったときはネットワークエンジニアしてて良かったなーと思う
— たこやんGG🇯🇵🍣 (@takoyangg) July 9, 2020
ネットワークエンジニアが「合う人・合わない人」

ネットワークエンジニアに「合う人」は下記の通りです。
- 課題解決が苦ではない
- 技術力を身につけたい
ネットワークエンジニアに「合わない人」は下記の通り。
- お客さんとあまり接点を持ちたくない
- 勉強が好きじゃない
見ていきましょう。
合う人①「課題解決」が苦ではない
ネットワークエンジニアは「設計~構築」でも「運用・保守」でも、何かしらの課題を解決することが仕事です。
多くの仕事は課題解決ですが、特にウェイトが大きいので、好きと言わないまでもある程度苦ではないようであれば、ネットワークエンジニアは合うでしょう。
会社選びを間違わなければ、それなりの対価(給料)も貰えるので、マッチするかと思います。
合う人②「技術力」を身につけたい
技術力を身に着けたいのであれば、ネットワークエンジニアは「うってつけ」の仕事です。
仕事を介して常に技術が身に付くことはもちろん、なにより「アクシデントが起きやすい事象」や「設定・フェーズ」など幅広く現場で学ぶことが出来るからです。
この経験値は、仮にその後「ステップアップ」で独立したり、転職したりする際に、必ず役に立つ経験になります。
合わない人①お客さんとあまり「接点を持ちたくない」
ネットワークエンジニアは、エンジニアの中でも「お客さんとの接点が多い」職種です。
そのため、あまりお客さんとの接点を持ちたくない人は、苦痛に感じることもあるでしょう。
逆を言えば、お客さんとの会話ややり取りが苦痛でなければ、全く問題ありません。
合わない人②「勉強」が好きじゃない
ネットワーク技術は日々進化しているため、どうしても知識を学習する必要が出てきます。
また最新技術は日々お客さんから問合せがあったりするので、自分でちゃんと調べたり、勉強したりが出来ないと厳しい職種かなと感じます。
ちなみに最近だと「5G」は特に注目ですね。
ネットワークエンジニアでも、比較的楽なポジションとは?

ネットワークエンジニアと一口にいっても、「民間企業」を担当するのか「官公庁」を担当するのか、更に言えば設計・構築を担当するのか、「運用・保守」を担当するのかでも仕事の忙しさは変わります。
比較的楽なポジションとしては、「社内ネットワークエンジニア」が挙げられます。
社内のネットワークに対して、「運用・監視」が主な仕事となり、適宜「ネットワークの最適化」をしていくことが業務になります。
他ポジションのネットワークエンジニアとの違いは、関わるネットワークが「自社」か「お客さん」かというところ。
基本何事もなければ大きなストレスなく仕事ができますし、万が一トラブルがあっても社内で収めることができますね。
未経験からネットワークエンジニアになる「方法」
未経験からネットワークエンジニアになる方法は下記の通りです。
- ネットワークの「基礎知識」を身に着ける(資格取得もおすすめ)
- 「転職サイト・エージェント」を活用する
まずはネットワークの基礎知識を身につけましょう。
学習が苦でない人は、独学でも可能です。
資格を取得する場合は「CCNA」がおすすめです。
理由としては、ネットワークエンジニアとして働くことになった場合、「Cisco」という会社のネットワーク機器を使うことが多くなります。
(業界の信頼シェアが大きいためですね。)
そのCisco社の関連資格で、ちゃんと勉強すれば「未経験でも取得できる資格」だからです。
またIT企業ネットワークエンジニアの「登竜門」の位置づけにある資格なので、選考を進むにあたり、一定の知識を示すことが出来ますね。
僕もIT未経験の時代に、2か月ほど勉強して取得することが出来ました。
学習が完了し、ネットワークの基礎が身に就いたら転職サイトに登録しましょう。
ネットワークエンジニアにお勧めな「転職サイト、転職エージェント」

未経験からネットワークエンジニアを目指す場合、お勧めの転職サイトは下記のとおりです。
ネットワークエンジニアに「おすすめな転職サイト」
ネットワークエンジニアの求人は、サイトにより少し偏っている傾向があります。
おすすめは下記の通り。
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ネットワークエンジニアに「おすすめな転職エージェント」
ネットワークエンジニアにおすすめな転職エージェントは下記の通りです。
行動することが大切ですね。
まとめ:ネットワークエンジニアは「はまれば良い職種」

ネットワークエンジニアは、簡単な仕事ではありません。
ただ確固たる「技術力」が身に付き「将来性がある」職種なので、個人的にはおすすめの職種だと思います。
ただ会社選びによって、「待遇」や「きつさ」は大きく変わってくるので、見定めることは必要ですね。
目安としては、「上場企業」かどうか、また「ホワイト500」に登録されているかどうかを基準にするとよいでしょう。
「労務管理」がきちんんとなされているか、一つの指標になるからです。
ではまた!
